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兜山(かぶとやま)は久美浜湾の南東にせり出した小高い円錐形の山で、府内では珍しい流紋岩の溶岩からできた溶岩円頂丘で、その特徴ある鐘状の形が、武士の兜に似ているところから名付けられています。
高さは191.7メートルと然程高くはありませんが、久美浜湾に向かって開けた山頂からは素晴らしい眺望を見る事が出来ます。
山中からは「そろばん玉石」と呼ばれる玉ずい、石英、たくぱく石から成る、白いそろばん玉の形をした、1~5cmの鉱物が産出されます。
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兜山は山全体が山陰海岸
国立公園の特別地域に指定され、豊かな自然風景が守られています。また園内には山頂への遊歩道や、キャンプ場、アスレチックなど遊具を備えた芝生広場など、家族で楽しめる様々な施設が整備された「かぶと山公園」があります。
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かぶと山公園には、駐車場、公衆トイレ、アスレチックなどの遊具が設置されています。 |
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かぶと山公園駐車場から道路を隔てて直ぐの所に山頂登山道入り口があります。 |
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登山道から5分ほど登る、毎年久美浜で行われる「千日観光祭」で点灯される「大文字」の設営場所に着き、久美浜の街並みを見渡すことが出来ます。 |
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大文字設営場所からさらに5分ほど登ると「人喰岩」という巨岩がある場所にでます。この岩を下から見上げると怪獣が大きく口を開けたように見える事から人喰岩と名付けられています。 |
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人喰岩から5分ほど階段を登るとようやく山頂にある熊野神社に着きます。
熊野神社は丹波道主命と川上摩須郎女の孫娘が皇后になったことを喜び、川上摩須によって兜山山頂に建てられたと伝えられています。
また、この地の旧地名(熊野郡)の名のもとになったとも言われています。
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山頂展望台からは、久美浜湾と日本海を隔てるように小天橋が横たわった、素晴らしい絶景が広がっています。
小天橋の名は、長い湾口砂州と松林が、日本三景・天橋立に似ている事に由来しています。 小天橋手前の大明神岬周辺には、久美浜名産・牡蠣の養殖筏が浮かぶ風景も見る事が出来ます。 |
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丹後半島 観光マップ |
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