絶対庭に植えてはいけない植物💀ベスト6

丹後deガーデニング

ガーデニング関連のネットでよく見かけるタイトルに「絶対庭に植えてはいけない植物ベスト5」とかベスト10など見かけますが、その中でどのサイトでも1~2を争っているは「ドクダミ」と「ミント」です。
 そしてそれに続くのが、ノウゼンカズラや藤、蔦、竹などです。 さすがに我が家に竹はありませんが、よく考えて見ると我が家の庭は、植えてはいけない植物💀のオンパレードです。(-_-;)

ドクダミ

 亡き母がドクダミ茶などに利用していたものが、グランドカバー植物リシマキアの中から時折にょっきりと顔を出しますが、特に厄介な植物とは思いません。リシマキアの繁殖力の方が強く、我が家では全く忘れ去られた存在です。

 山歩きをしていると、木漏れ日の中に白く清楚な花を咲かせているのを見かけますが、ハッとするほど美しいと思うことがあります。
そもそもガーデニングの敵のように扱われるのは「ドクダミ」の名前にも関係するのではないでしょうか。毒にダニみたいで、聞こえが悪すぎます。 昔から薬草として利用されてきた植物で、薬効が多岐にわたり十薬として知られ、特に毒を下す作用が強い事からドクダミと名付けられたようです。決して草に毒がある分けではありません。逆に毒を鎮めるのです。

 私にこの花の名前を付けさせてくれたら「ドクトリソウ」とか、医療の赤十字をもじって、白い十字の花を咲かすから「シロジュウジソウ」などカッコ良い名前を付けてあげたのにね。(^^♪

 人間の都合で危険植物💀のラベルを貼られたドクダミを可哀そうだと思いませんか?

ミント

現在我が家にあるのは、オーデコロンミント、レモンバームミント、アップルミントです。 この中で一番のお気に入りはレモンバームミントです。レモンと間違うほどの爽やかな香りが素敵なのですが、夏の暑さに弱いのか他の草花に生息地を奪われてすぐに消えそうになります。お菓子や料理の付けたし、ミントティー入浴剤にと利用価値が多いです。オーデコロンミントは香水のオーデコロンの香りを庭に漂わせてくれます。これも伸びすぎたら刈り取って入浴剤にしています。

 ミントは地下茎で増えるので、不要となると確かに撤去に手間がかかりますが、利用方法の多い植物なので使ってやれば増えすぎて困るということもありません。

万年草

 多肉植物セダムの一種で、日本古来の物は海岸の岩場や道路端の少し砂が溜まったような場所で群生しているのを見かけます。
乾燥に非常に強く、他の植物が繁殖出来ないような場所でも生き永らえるので万年草と名付けられています。

 我が家には、万年草と白花万年草、ツルマンネンソウ、フイリマンネンソウの4種を庭にグランドカバーとして植えています。この中でツルマンネンソウの繁殖力には目を見張る物がありますが、根が非常に浅く不要となれば撤去は簡単です。万年草と名前が手強そうですが、劣悪環境には強くても肥えた土地では他の植物に追いやらてしまいます。

ツタ

 つる性の植物で、放っておくと全てを覆いつくして家ならお化け屋敷のようになってしまいます。木造の日本家屋の場合は内部にまで侵入して被害を出しますが、石造りのヨーロッパなどでは歴史を感じさせることもあります。
 我が家では、コンクリートブロック塀が古くて汚くなったので、塀限定でナツヅタを絡ませています。ブロック塀の武骨な印象が蔦の葉で柔らかくなり気に入っています。秋の紅葉も綺麗です。

ノウゼンカズラ

 ハイビスカスのようなトロピカルな雰囲気が好きで植えましたが、5年前の台風でアーチごと倒れたので撤去しました。
庭にあった当時は確かに蔓がどんどん伸びて、年に何度か選定しないとすぐに見苦しくなりましたが、トロピカルでビビットな花を見ると元気を貰えました。(^^)/

フジ

 つる性の植物で放任すると確かに見苦しく大変な事になります。でも普通の庭木と同じように年に2回ほど剪定してやると、毎年きれいな花を楽しませてくれます。棚造りにすれば心地良い日陰も作ってくれます。

結論、手を掛けず、何もしないで、きれいな花や緑の葉を見ることは出来ません。
動物のペットも同じですよね。散歩に食事、下の世話、大変です。それから思うと植物は数段楽です。

 それにしても、我が家に「植えてはいけない危険植物」が多いのはなぜか考えて見ると、それは、冬の寒さや夏の暑さに弱い子に手間暇かけてもすぐに消えちゃうけど、「植えてはいけない植物」は手間を掛けなくても丈夫に育つからです。手間と言えば、ちょっと育ちすぎるのを押さえる手間くらいでしょうか。

 取り上げた危険植物以外にも該当するものは沢山ありますが、共通点としては暑さ寒さに強く、地下茎で増える種類やつる性植物の様です。
 こんな最強軍団の庭ですが、一番最強の雑草と感じるのが、カタバミです。種類も多く、根で増えるし種で増えるし、至る所から顔を出すカタバミには参ります。(-_-;)

 もう一つ、私の手に負えない植物は、なんと! あの! みんなが! 愛する! 薔薇です。(>_<)
我が家では農薬を全く使わないので虫が付いたら手の施しようがありません。剪定をしたら棘が痛くて堪りません。剪定後の枝を処理しようと思っても手で持つことすら出来ません。長年我が家にあった2本の薔薇も、昨年手に負えず処分したので庭には薔薇の木が1本もありません。

 これはあくまでも個人的な好みや意見なので、自分で手に負える植物かどうかはご自身で判断してください。

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